家で出来る聴覚トレーニング
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聴覚トレーニングとは?
聴覚から得た情報を記憶したり、書き出したりする能力を伸ばすトレーニングです。発達障害児は特に視覚優位の方が多いです。聴覚を鍛えることで会話がスムーズになったり、言われたことを忘れにくくする効果があります。
聞き取りトレーニング
親子で行えるトレーニング。時間も5分ほどで十分です😊
用意するもの
- ノート(方眼ノートや罫線があるもの。なければどんな紙でも構いません。)
- 筆記用具(えんぴつ、消しゴム等)
この2つがあれば実施できます。
方法
まず、問題を用意します。例えば、「今から言う数字を書き込んでいきましょう」や「今から言った数字に1を足していきましょう」などです。子どもにはその答えをノートに書かせるだけです。
ポイント
できるだけ早いテンポで行います。そうすることで、より聴覚(音韻ループ)に負荷をかけることができます。その子がギリギリ追いつけるテンポで行うと良いでしょう。
問題例
- 言われた数字をそのまま書く(1つずつまたは数個覚えて書かせる)
- 数字に1を足す
- 数字を逆から書く(1234と言えば、ノートには4321)
- 言われた単語を書く(1単語ずつまたは複数覚えて書かせる)
- 複数の単語を言い何番目かに言った単語を書かせる(前半の単語は忘れやすい)
- 複数の単語を言い唯一関連性のない単語のみを書かせる
- 短い物語を読み、出題する。(桃から生まれたのは誰でしたか?等)
音読
2つ目は音読です。一人での音読よりも二人以上で読む方が聴覚には効果的です。
方法
詩などの短い文章を数人で同時に読みます。早くしたり、遅くしたりと色々なテンポで読むようにすると良いです。テンポは保護者が手を叩くなどしてコントロールしてください。
意識するポイント
他者と声やテンポを合わせることを意識させてください。他者の声を意識して聴くことで聴覚のトレーニングにつながります。(一人で行う音読も自分の声を自分の耳で聴くという点においては聴覚のトレーニングになりますが、負荷は少ないです。)
まとめ
いかがでしたか?今回は家でできる簡単なトレーニングをご紹介いたしました。紙とペンさえあればできるトレーニングなので、ぜひ一度試してみてくださいね!最後まで読んでいただきありがとうございます😊
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