なぜ褒めても手応えのない子どもがいるのか?〜心の器〜
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心の器とは?
人間には心の器があり、それは「承認」というエネルギーでしか満たせません。心の器が満タンになった時、「褒める」「叱る」の与える影響は、はかり知れません。
こんな経験ありませんか?
例えば、日頃自分のことを見ていない上司に「なんでこんなミスしたんだ!」と叱られた時『いつも見てないくせに!』と思いませんか?逆にいつも自分を見てくれている上司に「お前はこんなミスをする奴じゃないだろ!」と叱られたら、素直に『すみません!次から気をつけます!』となるはずです。この2つの違いは心の器が「承認」で満たされているかどうかです。褒められる時も同じです。いつも見てくれている上司に「さすが!お前ならできると思ってた!」と言われると、信じられないくらいに心が満たされ、しびれます。
なぜ褒めても手応えのない子どもがいるのか?
もうお分かりかもしれませんが、その答えは心の器が空っぽだから。
心の器が空っぽだとどうなるのか?
心の器が空っぽな子どもは褒めても手応えがありません。「どうせ自分なんて」的な発言をしたり、いつも誰かの文句を言っていたり、何かイライラすることがあれば誰かのせいにしたりしてしまいます。
心の器を満タンにするために
心の器が「承認」で満タンもしくは溢れた時にだけ、子どもは輝きだします。つまり「承認」がどれだけ注がれていても0%から99%の間は何も変わらないのです。心の器自体は目に見えないのでどこまで溜まったかも確認できません。しかし、「承認」が100%に達した時、子どもは劇的な変化をとげてキラキラと輝きだすので、心の器の満タンを感じることができます✨100%を超えるまでは、信じて「承認」を注ぎ続けるしかありません。
「承認」を注いだつもりになっていないか?
最後に大切なことをお伝えします。「承認」を注いだつもりになっていないか?ということです。「承認」は子どもが感じるものです。つまり子どもの脳内に「承認」されている記憶を残さなければなりません。親が「承認」しているという事実ではなく、子どもが「承認」されているという記憶を残してあげてください。親は「承認」しているつもりでも、子どもの脳内に残らなければそれは事実であり記憶ではありません。
まとめ
- 心の器は「承認」で満たされる
- 満タンになるまでは確認することができない
- 親が「承認」した事実ではなく子どもが「承認」された記憶が大切