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簡単すぎる!コーディネーション運動

 

マーカー(コーン)タッチ

マーカータッチで鍛えられる能力は変換能力と連結能力です。

道具

使用する道具はこちら

  • コーンやマーカー等に番号が書いてあるもの
  • ケンステップ(3色程度)

コーン、マーカーはペットボトルに数字を書けば代用できます。

実践

レベル1(マーカータッチ)

まずは、マーカーをジグザクに並べます。

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配置例



これを1から順番に素早くタッチします。この時「早く!」などの声かけは必ずスタートする前に行なってください。

レベル2(様々なステップ)

次にステップを変えます。サイドステップやグージャーンプ、ケンケンなどで行わせてください。ここで子どもたちが出来るステップと出来ないステップをしっかり確認できていると良いです。

レベル3(ステップの変換)

ステップを組み合わせていきます。まず、1つ目と2つ目のステップを決めます。スタートの合図で1つ目のステップを行い、途中手を叩く合図で2つ目の動きに切り替えるというものです。例えば「先生が手を叩いたら動きを変えます」「サイドステップからケンケン」「スタート!」などの声をかけるとわかりやすいかと思います。

レベル4(ルールの追加)

ケンステップを使います。赤色のケンステップがあるところは3回タッチというルールを追加します。

 

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配置例

赤以外にも青はぐるぐる回るなどのルールを追加してください。この最中もステップの変換は行います。

レベル5(変換能力に負荷をかける)

子どもがスタートした直後にケンステップの配置をランダムにします。つまりスタートするまで何番が何色かわからない状態にしてください。そこにステップの変換が加わることで、変換能力にかなり負荷がかかります。

まとめ

レベル1・2では主に連結能力に負荷がかかりますが、3以降からは変換能力への負荷がかなりかかってきます。レベル5までくると指導員も合図を出したり、ケンステップを動かしたりとかなり忙しくなるので指導員2人で行うのもいいかもしれませんね。