ワーキングメモリの鍛え方
ワーキングメモリとは?
短期記憶をする場所です✏️ワーキングメモリは「目で見た情報」「耳で聞いた情報」を少しの間だけメモしておくメモ帳的な役割をしてくれます。さらにもう1つ!今すべき正しい行動の選択もワーキングメモリが行ってくれています😳例えば、周りがシーンとしている中で「今は静かにして!」と自分に命令してくれるのもワーキングメモリです🧐
ワーキングメモリの重要性
ワーキングメモリの能力が低いと、日常生活に様々な問題が起こります。ワーキングメモリには次の4つの機能があります。
- 目で見た情報をメモする機能
- 耳で聞いた情報をメモする機能
- 過去の体験を思い出し、一時的に置いておく機能
- 上記123の機能を上手に使い分ける機能
これらの4つの機能を上手く使いながら、私たちは日々生活しています。
ワーキングメモリが弱いと
ワーキングメモリは勉強の場面はもちろん、会話やスポーツの場面でも多く使われる機能です。このワーキングメモリの機能が弱いとコミュニケーションに支障が出たり、日常生活で困り感を抱えたりしてしまいます。
ワーキングメモリを鍛えるには?
ワーキングメモリを鍛えるには、いくつかの方向から刺激をかけてあげる必要があります。
聴覚に刺激を与える
耳で聞いて記憶するという単純なトレーニングを行いましょう。例えば、簡単なものであれば、紙と鉛筆を持たせて指導者側が言った単語をどんどん書き写していくことでもトレーニングになります。文章を読み上げて大切なところをメモさせたりするなどしていく上級トレーニングも存在します。
視覚に刺激を与える
一枚の絵を隣の紙に書き写すところからスタートしましょう。レベルをあげると、絵を記憶して再現するというようなトレーニングも可能です。絵だけではなく、5桁程度の数字を記憶して紙に書かせるというのもありだと思います。
成功体験を積ませる
初めから難易度の高いトレーニングをしてしまうと、子どもが難しい、、、と感じることから入ってしまうため、モチベーションが下がってしまいます。最初は余裕でできるようなレベルから初め、少しずつレベルアップしていくことをおすすめします。
まとめ
- ワーキングメモリは短期記憶をする場所
- 視覚的・聴覚的な短期記憶がある
- トレーニングは簡単なものから始める
最初は今回の記事にあるような簡単なトレーニングから始めてください。まずは、成功体験を積ませることが一番大切です😊